「ピンクは究極のアンチエイジング色」大人ほどピンクを取り入れるべき理由とは?

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年齢を重ねるとナゼか苦手になっていたピンク。でも、大人こそピンクが美容にも運気アップにも効くって知っていましたか?

大人ほどピンクを取り入れるべき理由

Amplitude クリエイティブ ディレクター/メイクアップアーティスト RUMIKOさん
『AMERICAN VOGUE』にてデビューし、ハイエンドな世界各国の雑誌・広告などで活躍。世界のメゾン、トップモデル、ファッションフォトグラファーからも絶大な支持を受けて幅広く活躍。2018年、Amplitudeクリエイティブ ディレクターに就任。

年齢にかかわらず女性を優しく、かわいらしく見せ、そして心を柔らかくしてくれる。それがピンクです

Amplitudeの2022年AWコレクションを“大人のピンク”をテーマに展開したRUMIKOさん。

「大人になるにつれて、家庭をもったり、責任のある仕事を任されたりと、生活や環境が変化し、やるべきことや求められることが増えていくと思います。今回のコレクションでピンクをテーマにしたのは、そういった多忙な日々の中でも、ピンクという色をまとうことで、いつもよりかわいらしい自分でいられるような気持ちになり、心や表情までもふっと優しく柔らかくなれるから。

ピンクは、色も質も表情も実は意外なほど多彩。フェミニンでキュートな印象ですが、その奥に凛とした強さやかっこよさ、官能性を秘めています。大人がピンクを取り入れるときのルールは特にありませんが、かわいいだけではないピンクの潜在能力を引き出し、ソフィスティケイトされた、またはシークな、大人にこそ映えるピンクの取り入れ方があると思います。

例えば、アイメイク。ほんのりピンクを感じさせるようなメイクの仕方、ピンクと落ち着いた色を混ぜたり重ねたりすることによって、“どこかにピンクを感じられる”、そんなメイクの仕上がりにすれば、大人のピンクの効果を出すことができます。ポジティブで幸福感にあふれるピンクの高揚感をぜひ日常から楽しんで」

ファッション&占いエディター 青木良文さん
『フィガロジャポン』など多くの女性誌で、最新モードの編集・ディレクションを手掛ける傍ら、各メディアで連載する占いが大人気。

メイクや下着から日々直接ピンクに触れて気を潤わせることが究極のアンチエイジング

「風水では、女性は水の気でできていると考えます。水の気をもっているパーツは、肌と髪と唇。年を重ねると水の気がどんどん減って、肌が乾き髪も唇も薄くなってきます。だから、水の気をどれだけキープできるかが究極のアンチエイジング。

そして、水の気を司る色がピンクだそう。だから、『美的GRAND』世代こそ積極的に身につけたい色です。でも、洋服で取り入れるとなると抵抗のある人も多いですよね。大丈夫です。大切なのは、メイクや下着など、肌に直接触れるものをピンクにすること。

理由は、肌から水の気を吸収できるから。いちばんのおすすめは、目尻や頬、肌に、ピンク色をほんのり感じさせるメイク。色で主張しなくても、肌に溶けて見えなくてもいい。上から別の色を重ねてもいいんです。同様に、ピンクの下着も、自分では照れくさくても服を着れば外からは見えないですよね。そう、実はハードルは高くない。敬遠してしまうと自分の幸福を遠ざけるといえるくらい、ピンクは女性に幸運をもたらす色。のせるだけで、色のもつ絶大なパワーを得られるから、できるだけ毎日1点はピンクを取り入れるといいと思います」

美容家 石井美保さん
トータルビューティサロン“Riche”主宰。確かな技術と知識、説得力のある言葉で幅広い世代から絶大な支持を集める。

人生の幸福と愛を象徴するピンクは、内なる女性らしさを表す色

「ピンクは、内なる女性らしさの色。それは、子宮の色の表現でもあります。子供時代を思わせる懐かしい色、無邪気さと情熱という両極端なイメージも併せ持つ色。そしてときめきの色。ただ、大人になると、なんとなく子供っぽく見えるのを懸念したり気恥ずかしくて避けがちになったりするのもピンク。だから、ふとピンク色が目に入った瞬間に、フタをしていた自分の女性らしさやかわいらしさやトキメキが一気にあふれるのではないでしょうか。

一説によれば女性ホルモンの分泌を促す色ともいわれているので、自分のどこかにピンクを存在させるだけで若々しくいられる気がします。上手にピンクを着こなすには、全身にピンクをふんだんに取り入れるのでなく、大人っぽさの中にひとさじのピンクをミックスさせること。大人の女性だからこそのたまらないギャップ的な魅力が出せると思います。

また、スキンケアやメイクで肌色の透明感や血色感を意識すると、どんな人もピンクが似合うようになれるはず」

『美的GRAND』エグゼクティブ・ビューティ・ディレクター/美容評論家 天野佳代子さん
カリスマ的存在の“奇跡の65歳”。本誌編集長就任後丸4年を経た今、美容評論家という新たなステージへ。

特別な人に会うときに身につけたい好感度を上げてくれる色がピンク

「ピンクは人生に幸せを添える色。加齢やその人を取り巻く環境などで、大人はどうしても顔が険しくなりがちですが、ピンクを身につけることで表情が柔和に見えて、幸せな人生を送っている人に見せてくれます。顔色を明るくトーンアップして、肌に透明感を与えてくれる効果も」

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